この度の西日本集中豪雨におきまして被害にあわれた皆様に
心よりお見舞い 申し上げるとともに、
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対しまして、
謹んでお悔やみ申し上げます。
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
猛暑の中の復興作業におかれましては、
どうぞ御自愛下さいます様に。
さて、
今日は革靴の製法のお話しです。
ところで
皆さんはグッドイヤーウェルト製法って
聞かれた事ありませんか?
靴のソール部分の製法なんです。
革靴のソールを付ける製法は、細かく分けると
10種類以上にも及びます。
その中でも主流となっているのが、
グッドイヤーウェルト製法、マッケイ製法、
セメント製法の3つです。
【グッドイヤーウェルトは】
アッパー部分とソールをジョイントする製法で
アッパーとウェルトをステッチですくい縫いし、
アッパーとアウトソールを直接縫合せず、
ウェルトを介してくっつけているのが特徴です。
良い所
- 履きこなすと自分の足にフィットする
- 修理が可能で長く履ける
- 耐久性が高い
- 重さがあり歩きやすい
【マッケイ製法は】
アッパー、ライニング、インソール、アウトソールを
一気に縫い合わせる製法です。
良い所
- 見た目がスッキリ
- 軽量
- 最初から柔らかく履き易い
【セメント製法は】
糸を使わず縫合ではなく、接着剤によって各パーツを張り付けた製法
良い所
- 価格が安く大量生産
- 軽量
大きく3パターンの中で
Style Editionでは
高級感漂うオススメな
グッドイヤーウェルト製法を
ご提案しています
コバ出し縫いステッチが魅力ですぐわかります。
一度通勤時間に乗る電車の中でビジネスマンの
靴を観察してみて下さい。
多分殆どの方がセメント製法の量産型で
革も薄く軽くて1万円前後からあり手入れもなく
2年ぐらいで履き潰す感覚だと思います。
でも、
実は3万円以上する本格仕様のグッドイヤーウェルト製法は
耐久性・撥水性・履き心地・ソール修理が可能など手入れを
すれば10年以上履きこなせ風格ある自分の大切な1足に仕上げれます。
実は最初の投資は高いけど
ずーとお得なんですよ!
それに
軽過ぎる靴よりある程度重いほうが歩く時疲れないそうです。
振り子の原理で自然に足が前に出るそうですよ
勿論10万円以上する靴も有りますが、
毎日履きたくなる価格帯で
やはり一般価格¥35000〜¥40000ぐらいが
オススメだと思います。
それをさらにStyle Editionではさらにお得な価格なので
絶対にお得です!
弊社で非常にご好評頂いているMen’s Shoesの中でも
特にバリエーションを揃えているBerwick
Berwick社へ年に数回出向き打ち合わせをし
2ヶ月毎に入荷する事もあり
お客様よりサイズを含めて仕様など
リクエストもいただく事も有り
バリエーションが増えてきました。
例えば
お馴染みのイギリス製Dainite Sole
これは雨など多い日本では撥水性に優れ
硬質ゴムによる擦り減りも少なく人気のソールです。
そんな中
今回はこちらPISO RUBBER SOLE
PISO RUBBER SOLEなんです。
柔らかく足に馴染んだホールド性が魅力的 なオールレザーの
良いところ、ラバーのグリップが効いた良いところを
兼ね添えたレザー&ラバーです。
ダイナイトソールより10gぐらい重くなりますが、
駅の構内など濡れた時ツルッと滑ることから解放されます。
モンクストラップ・ストレートチップ・タッセルローファーなど
人気のモデルにソールのバージョンを展開
しかもダイナイトソール同様に横からは
オールレザーのスッキリフォルムと区別がつかない
凹凸部分が沈み込んでいます。
勿論、凹凸部分の擦り減りも軽減され嬉しい限りです。
価格は輸入業務をはじめ全てBerwick社と直接お取引している為
リーズナブルに設定しています。
ぜひ
永く履きこなせる一足をお探しください。
Tags: Berwick, Cordwainer